2011年10月21日金曜日

チローテ日常使い


チローテハウスシューズ

毎日履いていると

自分の足の一部です。



この2ヶ月余り

実際に履き続けてきて

ひとつ驚いていることがあります。

うちはワンコを飼っているので

どうしても抜け毛が床に落ちます。

靴下の裏に

ワンコの毛がビッシリなんてこともあるのですが、

チローテハウスシューズを裏返してびっくり!

毛が1本もついていない w(・0・☆)w


さて、

上の画像をよくご覧いただくと

毛玉ができていることにお気づきかと思います。

ウールですから

これは避けられない問題ですが、

決して無理に引っ張ることはせず、

ひとつひとつをはさみでカットしてあげると

また

もとの新しい姿に戻ってくれます。

こうやって

手をかけてあげる喜びを感じることができるのが

チローテハウスシューズの魅力だったりします。

Q. Chilote House Shoesのお手入れは?

チローテハウスシューズ

ぜひ素足に着用していただきたいと思います。

パタゴニアウールの保温性はいうまでもありませんが、

優れた通気性で皮膚呼吸を妨げず、

天然の保湿効果により

皮膚のかさつきを防いでくれます。

自浄作用があるため

汚れや菌をよせつけにくいのも特徴です。

もちろん

皮膚が敏感で

どうしてもウールでちくちくと感じる方は

靴下の上からお履きになってくださいね。

充分に温かさをご実感いただけると思います。



底部分に使われているサーモンレザーは

耐久性が高く、

歩行の一歩一歩をしっかりととらえる滑り止めの役割をしっかりと果たしてくれます。



さきほどもお伝えしたように

パタゴニアウールの自浄効果のおかげで

チローテハウスシューズは頻繁にお洗濯する必要がありません。

でも、

足に履くものですから

洗濯不可だなんて

ちょっと不安ですよね。



サーモンレザーって洗えるのかしら、

と疑問に思った方はいらっしゃいませんか。

心配はご無用です。

サーモンレザーも

パタゴニアウールも

お洗濯が可能な素材です。

チローテハウスシューズをお洗濯するときは

30度以下の水かぬるま湯で

中性洗剤を使用して

手洗いしてください。

型くずれを防ぐためにも、

脱水機は使用しないでください。

手で絞って

平らに干してください。

アイロンや

乾燥機は

使用できません。

手洗いだなんてご面倒をおかけしますが、

チローテハウスシューズは手をかけるほどに

ご自分の足に馴染む世界でただ1足だけのシューズになってくれます。

そして、

いつしか気づいたときには

長年と相棒となっていることでしょう。

2011年10月20日木曜日

Chilote House Shoesのこだわり〜つづき〜

今日お話させていただくのは

 ”消費者サイドから見たチローテハウスシューズ"です。

私たちの身の回りに溢れるいろいろな品物が

誰の手によって作られているのかを考えてみたことってありませんか。

私は、

自分が身につけたり

口にしたりするものが

どこで

誰によって

作られているのかを

気にするほうです。

だから

自宅で使う野菜を

農協の産直市場へ

車を30分走らせて買いにいったりします。

ほうれん草は田中さん、キャベツは福田さん、などと

生産者の名前が表示されていることに

安心を感じることができるからです。




消費者のみなさんに安心して身につけていただけるよう

”どこの誰によって作られたシューズなのか”という情報を開示しています。

パッケージ蓋部分に表示されているQRコードを読み取れば

あなたが履くまさにこのチローテハウスシューズを作った生産チームの写真と

生産場所の詳しい地図を見ることができます。


1足1足が

チリの生産者によって作られているという暖かみを感じることで

生産者と消費者の間に

サステナブルなつながりを作ろうという

チローテハウスシューズ独自の取り組みです。

2011年10月18日火曜日

Chilote House Shoesのこだわり

アースデイにて日本初登場を果たしたChilote House Shoes(チローテハウスシューズ)

先日のブログに話きれなかったこのシューズのこだわりを

今後2回に分けてお伝えしていこうと思います。



最初の今日は、環境についてのお話。

チローテハウスシューズの生産地、チリのパタゴニア地方は

細長い国土の南に位置する、

南極にもほど近い自然豊かな地域です。

空や湖の青さと

山に積もった雪と雲の白さが声を失うほどに美しい景色が見れる場所。

こんな素晴らしい景色をこれから先もずっとこの場所に残しておきたいという思うから、


環境負荷を極力減らす取り組みをしています。




パタゴニアウールとサーモンレザーというシンプルなふたつのみ。



上質なパタゴニアウールは

広い牧草地に放牧された生きた羊から刈った新毛のみを使用しています。

毛糸に加工する段階で

化学薬剤を一切使用していないため

100%生分解可能です。(←生産者サイドのエコ

また、

天然の自浄・抗菌作用があるため

無駄な洗濯を減らすことができます。(←消費者サイドのエコ



チローテハウスシューズの底に使われているのはサーモンレザー。

世界第二位の鮭の養殖生産高を誇るチリであるが、

食用にも工業用にも向かない鮭の皮部分は

これまで廃棄処分されてきました。

年間数千トンものこの産業廃棄物をレザーとして製品化したのがこのサーモンレザー。

このように

質の低いもの(この場合『ゴミ』)から

質の高いもの(この場合『製品』)へと質を向上させた再生利用の仕方を

アップサイクルと呼びます。

リサイクルよりさらに進んだエコロジーの方法です。

スエードのようなしなやかさと牛革以上の耐久性を合わせもつ

タンニンのみで染色された天然のレザーなのです。




生産国にも消費国にも優しいこれら二つの素材を使って作られています。

だから

地球を愛するみなさんに自信を持ってお勧めする商品です。

2011年10月16日日曜日

アースデイ神戸

本日、アースデイ神戸に出展してまいりました。
 エコな、フェアトレードな、オーガニックなショップさんや団体さんが数多く出展する恒例のイベントです。

私たちが紹介するのは、フェアトレードでエコな商品『Chilote(チローテ)ハウスシューズ』。

生産地はチリのパタゴニア地方です。

日本とはまるで反対側、チリの中でも南極に近い南の方に広がる大自然の美しい地域です。

南極に近いだけあって自然はとっても厳しいのですが、

生活もけっして裕福とはいえないため、

人々は収入を得るために出稼ぎせざるをえないのです。

Chiloteハウスシューズ

パタゴニアの人々が自分の住むコミュニティを離れることなく

移住地の中で生産ができる環境を

生産者達に提供しています。

私たちは

生産者ひとりひとりの尊厳を大事にします。

生産チームと

それぞれのチームを統括するソーシャルクラブを設置しています。

それにより

生産者同士、そしてコミュニティ内の結束が強まります。

より品質のよい製品ができあがります。

賃金はフェアトレードで保証されています。

Chiloteハウスシューズは、

フェアトレード以上のものを生産者たちへ提供し生産者たちから受け取ります。

と、

語りだしたら決して一日では語り足りないくらいのストーリーがあるのが

Chiloteハウスシューズ

今日は

このChiloteハウスシューズのストーリーを

たくさんのお客様に聞いてもらえました。

実際に履いていただいて

本質を感じていただきました。

パタゴニアの生産者と

日本のユーザーを

より近く結びつけるのが

私たちの役割だと思っています。

お越しいただいたみなさま、

本当にありがとうございました。